雑記

いろんな沼ずぶずぶの人間が適当に書くメモ書き

ヒメアノ~ルみてきました。(ネタばれありの感想です。)

2016年 6月5日(日) 雨

ヒメアノ~ル1回目

以下パンフレットも他人の感想も何もいれずに書いたメモ書き モロネタばれしてますのでご注意を

・森田の黒い瞳 暗く淀んでいるというよりも、黒く澄んでいるような目 何を見ているのか、何も映していないかのような目にゾクゾクする ちょっと見下ろす感じの光のない死んだ目が怖い。

ムロツヨシの安藤さんも相当気持ち悪い! ムロツヨシすげぇ!でも安藤がこの映画の癒しなのは間違いない。

・ユカちゃんは男の幻想を描いたような女の子。 (実際のとこ女の子は相当したたかなのである。)

・ユカの告白シーンは手を叩いて笑った。気持ち悪いぞムロツヨシ(大好き)!!!

・タイトルと映倫マークの出かた。

・MORITA Goの文字 今までのは全てプロローグだと、物語はここからだと言わんばかりの2部構成。 音楽も良い。怖いものみたさのワクワク感が溢れ出る。

・自慰シーン ②かわしまの死体に対しての優越感、征服感から性的興奮が高まっての自慰? ①教室でいじめられ強要される自慰 (剛尻が拝める。細い。そして黒い。ぷりっとしてる)

・安藤、ユカ、ユカの友達、和草と彼女と比べるとあくまで森田と岡田は普通。 二人ともの凄く普通。そしてその普通っぽさが私たちの日常にも潜んでいるかもという恐怖につながる。

・森田は岡田をいつ頃から思い出していた? (最後の衝撃から退行したが、その前に思い出すことはなかったのか?)

・テンポ良くすすむ。 先を見たいと思うけどドキドキする、怖いと思う。

・犬と岡田と麦茶。 森田の中の楽しかった思い出。 森田はどうかあのまま死なせてあげたい。

 

というのがメモの内容

ユカちゃんに関してはああやっぱり監督の理想の女の子だったのねって感じ なんで岡田に一目ぼれするのかわかんなかったけど、たぶんユカちゃんは童貞好き。 経験人数も10人ちょいなのがミソですね。

あ、でもローターは嫌って辺りがビッチとまぁまぁ遊んでる子のギリギリの所を保っているというか

世の男性からしたら10人以上はビッチなんでしょうか? 21歳で10人ちょいは多いほうかね? 飲みであんなん連れてくるって・・・ 女子には嫌われそうなタイプだなーとも思うし、あんなんしか友達がいないのかも?

安藤さんは、出てくるシーン大体笑ってた。 淡々と物を言うんだけど微妙に話が噛み合わない気持ち悪さ リアルにいたら「あ、絶対こいつあかん奴や・・・」てなる人 変な勘違いして事件起こしちゃう一歩手前

でも安藤さん割と常識人ぽいなーとも思った なんかチェンソーとか言ってるけどね

そして岡田くん 普通だ。 夢も希望もなく底辺から抜け出せない若者。 リアルにいっぱいいる、特に珍しくもない若者。 窓から落ちた時点でかなり満身創痍だったけど、包丁で刺されたあと無事だったんですかね? どっちにしろこの映画で一番救いがないかもしれない だって、最後にあんな一言笑顔で言われたら 森田があの後どうなろうとも、罪悪感でいっぱいになりそう

森田

本当普通。普通がブレない気持ち悪さ。 どこにでもいそうな感じがとても怖い。 和草と彼女殺したあと躊躇なく灯油まいて火付けるところは常軌を逸している 無計画にアパートの住人まで殺して、その後の居場所まで無くしてさ迷うはめになって どれも行き当たりばったりの雑な殺人で快楽殺人犯ではなかったけどその「雑さ」が逆に怖い。 自分の身近にもあるかもしれないという意味での恐怖。 平気で嘘つくけど辻褄あってなかったり結構簡単にボロが出る辺りも、サイコパスではなく普通な人っぽさがあって怖い。 OLをレイプしようとしたけど生理で嫌悪感露わにするところも普通の性癖っぽくて。

剛君身体能力高いから抑えてと監督に言われたみたいだけど、カレーの家の旦那を追いかけるときめっちゃ早いと思った。 森田が華奢だから旦那を一突きで殺せなくて何回もグサグサさすのとか あーめんどくせぇ早く死ねー・・・って感じがなんともね そしてカレーをまた食べ始める、特に何事もなかったかのように。

何一つ許されないし、共感なんて全くできないけれども、最後のシーンを見たら、そのまま死なせてあげてほしいと強く感情移入してしまう。

世の中で起こる事件 テレビでは一側面からしか情報を得られないけれど、これからは犯人のバックボーンを考えずにはいられなくなるかもしれない。